■ノーベル物理学賞の豆知識
2008年にノーベル物理学賞を日本人3名が受賞しました。日本人が3名も受賞するなんて、日本人の物理学に関すると知識は高いなと、感心した人も多かったことでしょう。しかし、日本人のノーベル賞受賞に喜んでばかり見られない現状があるのです。根是なら、3人が高い評価を得た研究としてノーベル賞を受賞した研究は、彼らが今現在手がけているような研究ではないのです。かなり前に行っていた研究に対して、ノーベル賞を受賞しているのです。
南部陽一郎さんが取り組んだ研究は1960年代前半のものでした。また、益川敏英さん、小林誠さんの行った研究は、1970年代前半のものだったのです。はるか昔の研究にたいして、ノーベル物理学賞を受賞しているのです。
また、ノーベル賞を受賞している南部陽一郎さんに関しては、更なる研究がしたいために、アメリカにわたっています。近年、南部陽一郎さんのように、よりよい研究が行いたいためには、アメリカに渡るべきだという考え方が広がってきているのです。日本から優れた研究者が消えてなくなる日がやってくるかもしれません。そうならないためにも、優れた研究者を引き止めるために、研究環境を整える必要があるのです。